2014-12-31

what's "my wife's camera"?


今年はあっという間に大晦日になってしまった。
2-3週間前までまだ10月だったのに。

というわけで一年をラフに振り返ってみた。
前厄、本厄ときて、今年の後厄でいよいよ終わりか、と
軽い気持ちでいたけど、この最後の一年が何かと強烈だった。

わかりやすいところで言えばiPhone2台ダメにしたし、iPadも1台盗まれた。
妻から「持っていて」と言われたまとまった現金入りの財布も落とした。

とはいれこれらは所詮軽めのパンチ。

重めのものもドスドス喰らった中、メガトン級といえばやはりジョギング中に暴漢に襲われたころでしょう。

詳細は過去のポストを読んで欲しいのですが、状況としてはキワキワだったにも関わらず、幸い怪我は大したことなく大事には至らなかったので、事件の後も割りと冷静に平然と過ごしていたつもりでした。

そんな折に耳に入ってきたのがPharrellの"Happy"でした。





なんというのでしょう、バイラルメディアのチープな煽り文句みたいでイヤなのですが、聴いていくうちに止めどなく溢れ出す涙を止めることができなくなりました。

Youtubeを使ってバズらせるとか、恋チュンとの比較とか、トラックにひねりがないとか、この曲について色々なことを言う人がいますが、そういうものを一切抜きに、この曲がもつシンプルで力強いメッセージ、本当のHappinessとは何かという問いかけがサビのコーラス部分に入ると同時にストレートに胸に突き刺さったのです。

生きて妻や娘と会えるということがどれだけ幸せなのことなのかということが心のそこから感じられ、万感去来したのです。

正直いうと、2014年はシンドイ年でした。
それでもこうして家族ともども五体満足に年を越せるわけですから、悪い1年だったなんて言えるわけがないんだよなぁ。

来年はもっとHappyな年になると嬉しいけど。

Clap Along, everyone!!

2014-12-14

なぜ勉強しなくちゃいけないの?

タイトルを後輩が書いた人気書籍に寄せてみた。

**

先日FBでこんなブログをシェアしました。

高学歴ハイスペックな女子が合コンをするとき、フルスペックオープンで臨むとドン引きされるので苦労するぜ、という内容です。

僕が「面白い!」という感じでシェアしたので、反応は「いがちなメンズ」とか「男ダサ」とかブログに同調するものが多かったです。

でも中には「バリキャリよりも、男を支えてくれる良妻賢母タイプの女性の方がいい」という人ももちろんいるでしょう。

いや、実際日本人男性のマジョリティーはそうかもしれません。

ただ好き嫌いはさておき、このブログの価値観はとても現代的であると言えると思います。特にこれからの日本の状況(低成長、少子化/労働力不足etc)などを考えると、バリキャリの女性を「怖っ!」なんて言う男性は「ダサっ!」と言われることはどんどん増えていくのではないでしょうか。

もちろん良妻賢母タイプやそれを求めることが悪いということではないのですが、残念ながらそういう価値観は時代に則さなくなっていくということです。

それでも「やはり良妻賢母サイコー!」と思うのは、まったく構わないのですが、「バリキャリ怖っ」と言ってしまうと「ダサっ」と思われてしまうのは避けられない時代になりつつあります。

では「ダサっ」と思われないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

価値観は家庭や育った学校や社会などの環境で決まってしまいます。
そしてある世代以上の日本人の多くは良妻賢母タイプを是とする環境で育ってきています。そもそもプロフェッショナルを追求する女性なんて昭和の終わりまでほとんどいませんでしたし。

その価値観を変えなければいけません。

価値観を変えるのに一番大切なのは想像力です。もし自分が働きたい女性だったら、もし自分が仕事がとてもできる女性だったら、もし働かざるをえない女性だったらなどと想像することができたら、高いキャリアを持つ女性に対して絶対一定以上の敬意を持つはずです。

その想像力を支えるのは知識と知性です。しっかりと勉強していれば専業主婦モデルは高度成長期の例外的なシステムで、先進国で機能しているところはないということがわかるはずです。さらには今日本の置かれている人口動態や経済成長ステージを考えると、女性が働くのは自己実現のためとは限らず、働かざるをえない人がどんどん増えているということもわかります。

こういうことがわかっているなら、女性は家庭に入って家族の要になった方がいいという考えを持っていたとしても、高次にキャリアを希求する女性に対して偏見を持たなくなるはずです。

そうすれば「バリキャリ怖っ!」という態度をとって「ダサっ」と思われることもなくなるでしょう。だから勉強はした方がいいのです。

その上勉強していくと「バリキャリ怖っ」と言っている人が「ダサっ」と思われるのは、単に彼らの価値観が時代遅れだからというわけではないからだということがわかってきます。

「怖っ」というような男性は、女性を下の存在にとどめ自分の優位性を保つことによって承認欲求を満たそうとする甘ったれタイプが多い、ということが見透かされているからこそ「ダサっ」と言われているのだ、ということに気づくことができるようになるのです。

それ気づかずに「男勝りに肩肘張ってがんばろうとしている女の子って痛々しいよね」なんて上から目線気味に言ってしまうダサさに耐えられる、勇気のある男の中の男だけが勉強をしなくてもいいのかも知れません。

what's "my wife's camera"?

2014-12-06

官邸前デモ、こうすれば面白かったのに。

ちょっと前に考えたこと。

反原発の官邸前デモ。
一生懸命声を上げているわりには、暖簾に腕押しでやり過ごすも議員も結構いた。

ならば参加者がそれぞれ自分の選挙区を書いたゼッケンをして参加すればよかったのに。

自分の選挙区が書かれたゼッケンを付けた人をそこそこ見つけて平静でいられる議員はそんなには多くないはずだと思う。

what's "my wife's camera"?

2014-12-03

小学4年生とともに消えた若者ロマン。

大学生による小学4年生なりすまし事件

件の大学生青木くんを否する勢力大きく優勢な賛否渦巻く中、
僕はといえば「調子ぶっこいたな」以上にも以下にも思わず
やり過ごしていました。

大学生とはそもそも調子をぶっこくもの。アタマもいいんだし、
志もあってのことなんだから、叩かれて出直せばいいんじゃないかと。

しかし何かのはずみでそのサイトを目にして心底ガッカリしてしまいました。

* * *

以前、政治に関心を持ち積極的に活動しているという大学生を取材した
ことがありました。僕は面白いことをやっている若者が大好物で、一歩間違えれば
"若者応援おじさん"と目されかねないという自覚がある程なので、取材を楽しみに
していました。

しかしこれがとても残念なものでした。何も新しいものを感じることができなかったのです。感じたのは「ああ、この子は政治家になってスゴイって言われたいんだろうな」ということくらいでした。

エネルギッシュでアタマもそこそこいい学生さんが、政治家に話を聞いてもらったり、メディアに取材されたりしてウハウハして、どこかで聞いたことがあるようなテンプレ論をぶって気持ちよくなっているだけでした。

日本を変えるような若い世代が育っているんじゃないかというロマンを持つ僕は大きく落胆しました。政治家になることが目標の人にStatus Quoが変えられるわけはありません。

その彼が所属していた団体が青木くんの「僕らの一歩が日本を変える」でした。

* * *

小学4年生の「中村くん」が作ったサイトはよく出来ていました。あまりによく出来ていて小学4年生が作ったものにはとうてい見えませんでした。

言葉遣いは進研ゼミかどこかのサイトにでてくる4年生が遣いそうなもので、書いている内容は高校生が自由研究のレポートで提出したら軽くAをもらえるような内容です。

青木くんが盟友のTehuくんに頼んで作ったというこのサイトは中途半端によくできすぎているのです。本気で小学4年生を装っているとは思えません。かといって圧倒的にスゴクてバレること前提のネタ感があるわけでもないのです。

報道から察するに、どうやら本当に4年生を装うつもりだったようですが、そうだとしたら残念すぎるのです。

TehuくんのことをスーパーIT高校生として初めて知ったとき、僕は度肝を抜かれたのですが、ちょっとスーパーヤ若者ロマンが打ち砕かれた気分です。

人並みはずれて優秀だと言われていても、人の心情に対する洞察はこんなものかと。

しかし狡猾さのかけらもない叩きどころ満載の青木くんの謝罪文を読むまでもなく、そもそも若者なんてものは人の心の動きや社会のことなんて何もわかっていないものなのかも知れない。

ならば才能のある若者が社会で戦えるようになるまで、おじさんたちはもうひと踏ん張り気張らなければいけないのかも知れない。







what's "my wife's camera"?