2012-07-31

包丁屋とスローフード。



久しぶりに鎌倉の町を歩いた。

途中たまたま通りかかった刃物屋を妻が覗きたいというので立ち寄った。

なんとなく妻が包丁をほしがっているのは知っていたが別に冷やかすだけでいいだろうと思って戸をくぐった。

中には店番のおばあさんがいたが、質問をすると奥から私と同年代の男性が出てきた。
こちらの質問にプロらしくどんどん答えながら説明をしてくれる。研ぎ方についても色々と教えてくれる。店の商品に関係のないことでも刃物のことはなんでも答えてくれる。

こういうのいいんだよなぁ。

ということで結局結構いい包丁を買うことになった。
でも「雰囲気に飲まれて買っちゃった」というような後悔はない。っていうか私もそのうちこの店で一本買いたいくらい。

でね、この感覚こそが「スローフード」的なんですよ。

顔の見える身近な生産者から買う。生産者にも買い手の顔が見えているから下手なものは売れない。大量生産じゃないから少し高いかも知れないけれども、きちんとどこがよくてなぜ高いかもきちんと説明する。

買う方は生産者が信頼できる人で信頼できるものを売っていることを知っているから多少値段が高くても買う。

これがスローフードの精神。

ゆっくり食事をとることだけがスローフードではない。
スーパーに「私が作りました」という顔写真入りのラベルが貼ってあるのが「顔が見える」ということではない。

いいよなぁ、こういうの。
やっぱ鎌倉住みたいなぁ。

what's "my wife's camera"?

No comments:

Post a Comment