2011-03-09

さとなおブログと京大カンニング



電通のさとなおさんのブログに「高校の『情報』の教科書がすごい件」というポストがありました。高校生であるお嬢さんの情報という科目の教科書を見たらすごかったという内容です。一部抜粋すると

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メディアの概念や記録メディアの変遷から入り、「メディア・リテラシー」とか「ディスクロージャー」とかいうキーワードを習い、「フィッシング」とか「クッキー」とか「アクセスログ」とかがいきなり冒頭で出てくる。この時点でついていけない大人とか普通にいそうだw

ネットの仕組み、検索条件の工夫(AND OR NOT)、メールのCCやBCC、パワーポイントのスライドの作り方まで習う。そういえばムスメも実習でパワポのプレゼン資料を作っていたな。ネットワークの仕組みのところでは「パケット、プロトコル、TCP/IP、FTP」とかの言葉が並ぶ。これ、上司に読ませろw

学習ノートという教科書準拠ノートもあるが、そこに載っている練習問題とか、たとえば「次の32ビットのデータを8ビットずつに区切って10進法に直し、IPアドレスを導き出せ」みたいな感じ。すげえ。htmlも当然あるぞ。「以下のhtmlのタグの穴埋めをしなさい」みたいな練習問題まである。必修科目なのにタグまで!

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いやあ本当にすごいですね。ここでふと例の京大などでおきたカンニングのことを思い出しました。
あのカンニングは当初「あんなに洗練された手口は単独犯ではなく、まず誰かが写メし、そしてそれを受け取って文字おこししてネットに流す人がいたのだろう」ということをしたり顔で言う"専門家"も少なくありませんでした。

でも蓋をあければ単なる気の弱い浪人生の単独犯。つまり天才的な野心家ではなく、どこにでもいる普通の男の子。彼らは生まれたときからインターネットがあり、中学生になる頃にはスマートフォンをいじっていたりするデジタルネイティブ。

私が高校生の時、新しく家で買ったビデオの配線を何も見ずに適当につなげたら母親がエラく驚いたことがあったのですが(実際にやった作業はインプットとアウトプットをつないだだけ)、デジタルネイティブの中にはそれくらいの気軽さでザッカーバーグよろしくサクサクとコードを書いちゃう奴らも少なからずいることでしょう。

そんな彼らにとっては携帯電話を使ったカンニングは私たちの世代が縮小コピーを使ってカンニングしたのと同じくらいわけもないことかも知れないのに、"専門家"でさえその感覚についていけてない。

「覇気がない」とか「野心がない」とか「草食系」だとか、今の若者たちを自分たちのプロトコルで色々評価判断し、彼らのはるかに前を走っているつもりでいる大人もいるかも知れませんが、気づけば自分が三周くらい遅れたところに取り残されているかも知れないですよね。自戒もこめて。





what's "my wife's camera"?

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