2011-02-01

ゲームのルール変更。



昔はどの国も専制国家だったと思うのですが、気づけば今世界の趨勢は民主主義。
その移行期において専制君主は「なんで王様のオレが国民のいうことを聞かなければいけないんだ」という風に思ったことでしょう。

しかし時が過ぎ民主主義が浸透していくとイギリスにしろ日本にしろ王族、皇室の正統性は国民によって担保されるということが自然になってきました。つまりルールが変わり、そしてそれが受け入れられるようになったのです。

今またまさにルールが変わろうとしています。それは半ばいいフルされているかも知れませんが、インターネットとソーシャルメディアによってです。昨日の「英国王のスピーチ」の評にも書きましたが、それらのメディアの出現によって本来なら正統性を持つ国民が初めて暴力装置を持つ統治権力に対して対抗する「力」を得たということです。

30年近く軍政を敷いてきたエジプトのムバラク政権がFacebookを禁じていたことによって政権の危機を迎え、そして解禁したことによって崩壊寸前になっています。

このことが示唆することは簡単です。ゲームのルールが完全に変わったのです。

インターネットが世界経済をこれだけ効率化した今インターネットをなかったことにすることは最早不可能です。世界に6億人以上いサービスを停止するには民主主義を放棄するくらいの覚悟が必要です。

世界の指導者はそれを早く理解するべきです。あの政治的センスに満ち溢れた中国でさえ、インターネット規制の方向性次第では共産党政権を崩壊させかねません。

世の中の指導的立場にたっている人のすべてがそれを理解していないとはいいません。今回のエジプトの騒乱でいち早くエジプトからのSMSを無料にしたソフトバンクの孫社長などは完全に理解しているでしょう。

日本の政治家でも理解している人もいます。でもまだ世界中の圧倒的多数の統治権力がそのことを理解していないでしょう。

為政者は一刻も早くそのことに気づかなければいけません。そして我々統治権力に飼いならされることに馴れた我々国民も、民主主義を正しく機能させるために正しい声のあげかたを覚えなくてはいけないでしょう。

what's "my wife's camera"?

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