2011-01-08

W1 心のベストテン第一位は?



昨年末「私の2010年」と称して、旧年中に印象に残ったコト、モノ、映画や小説について書いたことがありました。しかし実際書こうとすると存外一年のことなど覚えていないもので、あわてて過去のブログなぞ見返したりしたものでした。

とはいえブログを再開したのは7月からでしたし、東浩紀の「クォンタムファミリーズ」などのように「あっ、この書評はオレの手には追えないな」と思いあえて何も言及しなかった作品もあるので、果たしてあれが「私の2010年」を代表しているのかという不安もなくもありませんでした。

そこで今年からは「心のベストテン第一位」を毎週決めて記録していけば、一年を振り返ったときもう少し精度の高い「私の2010年」ができるのではないかと思ったわけです。

毎週、ノンジャンルで映画でも音楽でもガジェットでもいいから、その週で一番心の振幅の大きかったものを書き留めていく。そして年末にそれらを見返して一年を振り返る。

まあ一年を振り返ることにどれだけの意味があるのかとも思わなくもないのですが、それが何人にも渡って続いていけばそれはそれで一つの価値ある記録になるのではないかと。

というわけで早速2011年、第一週の心のベストテン第一位は-
「Jが突如帰ってしまい、そしてゴハンが喉を通らなくなる」

新年早々なので幸先よくいきたかったのですが、フェアに振り返ってみるとこれが一番心が震えたことでしょう。

Jというのは店の料理人で、彼がある日出勤してきて急に何かにぶち切れて途中で帰ってしまったというのがことの顛末。彼は過去にも何度かそういうことをしていたし、その二週間後には店を辞めることは決まっていたので、普段ならこういうことがあっても「面倒くせえなあ」と思いながら(少しだけ腹を立てながら)淡々と処理していくだけなのですが、この日は駄目でした。

仕事のことで色々ストレスが溜まっていた時期ではありました。ひょっとしたら朝出勤しようと思ったとき車のタイヤがパンクしていたというのも微妙に精神にダメージを与えていたのかも知れません。

とにかく食事をしようとしても全然食欲が湧きません。自慢ではないのですが、私はどんなに嫌なことがあっても食欲だけは失ったことはありませんでした。しかしこの日ばかりはどうしても何も食べる気になれないのです。

そんなことは過去に経験したことがありませんでした。妻がせっかく作ってくれた食事だったので、無理やり少しだけ詰め込みましたが本当に無理やり詰め込むような感じでした。

まあそれだけの話なのですが、そういう風になった事実が結構というかかなりショックでした。というわけでW1の第一位。

やれやれ、来週はもう少し景気のいいトピックになるといいですけどね。


what's "my wife's camera"?

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