2010-11-03

ランニング革命?最も原始的にして最も尖端のギアVibram Fivefingers ~出会い編~



十月の上旬乳がん撲滅のために主催された5kランに参加しゴール後休んでいると、知り合いのチャモロ人のおじさんFrankが近づいてきました。その足元を見ると五指靴下のようなものを履いています。何それと聞くと得意げに「いいだろ、ハワイで買ったんだ」と自慢してきました。

ちょっとハイテクっぽいデザインではありましたが、五指靴下はそこまで珍しいものでもないので適当に相槌を打っているとどうやら彼はその靴下もどきだけで5km走ったということでした。

俄然興味が湧いてきました。私は以前からベアフットラン、つまり裸足で走ることに漠然とした興味を持っていました。なんだか自然っぽいし、足裏のツボも刺激されてよさそうだなというようなぼんやりした理由で。そしてグアムに住んでいるメリットを生かして実際何度かビーチで裸足で走ってみたこともあります。しかしビーチでさえ痛い。とてもではないですが普通の道で裸足で走るなんて考えられません。やはりアフリカの人は違うんだとアベベのことを遠く思っていました。

でもその五指靴下シューズを使えば裸足で走れるかも知れない、なんとなくそんな予感がして心がざわめいていました。それでもそれはグアムでは買えないといわれたのでいつか日本で出会う機会があれば履いてみたいな程度に思いその場を離れました。

その日寝る前私は"Born to Run"という本をAudiobookで聴いていました。この本については改めて書評を書くと思うので簡単にしか触れませんが、メキシコの山岳部に住むTarahumara族という超長距離を日常的に走る民族について書いた小説仕立てのルポです。独特の薄っぺらなサンダルを履きながらも超人的な長距離走能力を持つ彼らにアメリカの選りすぐりのトップランナーが挑むという話です。

私は今週末PIC主催のハーフマラソンを走ることになっていたので少しずつトレーニングを始めており、そして私にとってはハーフでさえ超長距離なので、このAudiobookを聴きながらモチベーションを上げていたところでした。

その日寝る前にAudiobookを聴いていると、一人ひとりTarahumara族とのレースに参加するランナーが紹介されていました。その中Barefoot Tedという一人のランナーが紹介されると私は思わずベッドから体を起こしてしまいました。彼が履いている靴の名前に聞き覚えがあったからです。そう、昼間にFrankに自慢された五指靴下もどきです。

私はあわてて検索を開始しました。そしてBarefoot Tedが履いていたその靴こそがFrankに自慢された五指靴下もどき、Vibram Fivefingerだったのです。

わかりやすく運命を感じてしまった私はその日から色々と調べ始め、「この靴はちゃんと足を採寸しないといけないんだ」とFrankに言われたのを思い出し足を定規ではかり、そしてebayでもっとも安く信頼できそうな業者を探して注文したのです。

そのVibram Fivefingers KSOが今日届いたのです。

(つづく)


what's "my wife's camera"?

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