2010-11-02

RIP Brownie




電話にでた妻が悲痛な叫びを上げる。洗面所にいた私は耳をそばだてる。妻の実家で飼っていた犬が16歳の生涯を終えてしまった。

日本から国際電話をかけてきた義父が説明する様子を聞きながら妻は顔をぐちゃぐちゃにして嗚咽する。

私はその顔に向かってシャッターを切りたい衝動に駆られた。そしてもし私がフォトグラファーならば迷わずそうすべきだった。

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妻の作品がグアム大学が主催するグアムならびに近隣諸島のアーティストを対象とした展覧会"Creative Hands"に選ばれた。

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シャッターを切れなかった私はかわりに彼女の背後にまわり、そっと肩を抱いた。
我が家にふたりもフォトグラファーはいらないことを私は悟っていた。


what's "my wife's camera"?

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