2010-11-24

男の三十代。



昨日の誕生日に何人かの仲のいい同級生からメッセージをもらいました。折りしも以前ブログに書いたとおり、「いたいけな秋」的問題意識があったので、38歳というのは人生においてどういう歳なんだろうと、有名人のケーススタディーをしながら考えてみました。

対象にしてみたのはいずれも早咲きの天才たちばかりで、ビジネス界からスティーブ・ジョブスと孫正義。エンターテイメント界からマイケル・ジャクソンジョン・レノン

まあ、詳しいBioはリンクのWikiを見てもらいたいのですが、彼らの三十代というのに共通点が見いだされてとても面白かったのです。

マイケルはご存知のとおり10歳の頃にはスーパースターですし、ジョンも22歳でビートルズでデビューして以来スーパースターまっしぐら。一般的にビジネス界で成功するには時間がかかりますが、スティーブは25歳にはアップルを公開させ億万長者になってます。孫さんも22歳で1億円稼いでいますし、24歳の時にはソフトバンクを設立しているわけです。

つまりみんな30歳を迎える頃には世間的にだろうが、業界的にだろうが大スターなわけですよ。

ところが彼らの年表を追いかけると三十代前半はまず地味なことが多い。スティーブはアップルを追い出された時期で、ピクサーとかでちょろちょろやっていたけれども、今皆さんの知っている破竹の勢いはないし、ジョンはヨーコにべったりの状態で反戦活動にいそしんでいるくらいです。孫さんもビジネス的には大きな達成はこの時期にはみられません。

マイケルだけは一人世界的スーパースターではあり続けるのですが、三十代前半まではいいものの次第に雲ゆきが怪しくなってきます。音楽的な評価が一時落ち、音楽以外での話題が増えていきます。

他の人の三十代後半はどうでしょう。スティーブの三十代後半はわりかし静かに進みます。ただし四十代に入ると爆発します。41歳でアップルに復活し、社内で戦い、43歳でiMacでアップルの復活を世界に印象づけて以降の活躍は今さらいう必要もないでしょう。

孫さんのブレイクはもう少し早く、37歳の年にソフトバンクを店頭公開させ、39歳の年にはヤフーを設立し世間的にも有名になってきます。

ジョンの三十代後半は専業主夫として子育てに専念し、40歳になり音楽活動を復活させようと思った矢先に残念ながら凶弾に倒れます。

マイケルは失速が遅かった分だけ、三十代後半からはいまひとつです。ヒットも飛ばすものの音楽以外でのスキャンダルが増え、児童虐待疑惑などの不運にも見舞われ四十代は本人もあまり納得はいっていなかったのかも知れません。50歳になりThis is itツアーで復活を予感させた矢先に急逝してしまったのは残念です。

というわけで四人のスーパースターを見ると、わりと三十代前半というのは共通して比較的結果の出にくい時期のようです。だけれども本当に実力のある人はそれでも三十代後半から四十にかけて徐々に実力を発揮し、そして浮上していく可能性があるという図式が見え隠れしている気がします。

これらは非凡な天才たちのケースですが、これをあえて私たち一般人に当てはめて考えてみました。

二十代は社会人としてどんどん色々なものを吸収して実力をつけて伸び盛りの時期といえるかも知れません。でも三十代に入ると部下もできたりしてプレーヤーとしては一端踊り場に入る。人によってはこの時期に結婚したり子供が生まれたりする人もいるかも知れません。

そうなるとテンションを保つことが難しくなることも考えられます。
「ま、うまくすると部長くらいにはなれるかも知れないし、今までの経験とスキルがあればこのままの生活くらいはなんとかなるかな」とか考えて。

有名人にあてはめるなら「とりあえず金も名声もあるし、最近の客はわかってないっていうか反応もイマイチだし、なんだか情熱もわかないから後はテキトーに小遣い稼ぎくらいでいいか」といってところかも知れません。

しかしそこでそういう風に消化試合モードに入らないで気張っていくと、四十代に入って大きく化けることもあるかも知れないということなんじゃないかというのが、四人の天才の三十代を考察した結果の見立てなわけです。

つまり三十代後半というのは意外とキャリアにおいて大切な時期かも知れないと。
あたりを見回すと歳の近い友だちはよくも悪くも落ち着いてしまっているようにも感じられます。
四十代で飛躍するためにはここでひとつもう一度バカになって暴れることも大切なのかも知れません。

そんなことを思った38歳と一日の今日でした。


what's "my wife's camera"?

No comments:

Post a Comment