2010-11-10

立川教洗脳ブギウギ。



妻と話していて何かの話で嫉妬の話題になった。
そこで私は立川談春の「赤めだか」で触れられたいた談志が「嫉妬」について語っていた一説を妻に話した。

それは談春が弟弟子である才能豊かな志らくに嫉妬を感じていたときに談志(イエモト)が談春に突然話したことだった。

**** 引用 ****

「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」
と云った。
「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来ならば相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩(やから)の固まりみたいなもんだ。だがそんなことで状況は何も変わらない。よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」

**** 引用了 ****

このことを妻に話すと彼女は「嫉妬って人間の七つの業の中で一番罪深いものだっていうものね」といった。

そこで私はすかさず
「談志がいうには『落語は人間の業の肯定である』ってことなんだよね」

すると妻
「へえ、今まで落語に興味はなかったけど、そう聞くとなんだか興味が湧いてきた」

その流れを受けさらにすかさず、彼女のiPhoneに談春の「文七元結」をダウンロード。

検査のためひとり日本に帰った彼女は道中かの名作人情噺を聞いてくれたかしら。これを機に落語に興味をもってくれたら楽しいんだけどね。


what's "my wife's camera"?

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