2010-08-28

run, taro, run。



人はなぜ走るのか?
ひょっとしたら数多くの偉大なランナーがこの命題にすでに美しい答えを残しているかも知れない。
しかし凡庸以下のにわかランナーの私はこの問いの答えを断言しよう。

「人はなぜ走るのか?」
「それはランナーはバカだからだ」

そういう風に思わずにはいられないランニングを今日経験してきた。
グアムではほぼ毎週末ごとに5Kと呼ばれるランニングのイベントがある。5ドルかせいぜい10ドルの参加料を払って5kmのコースを走って、記念Tシャツをもらったり抽選で景品をもらったりするなかなかいいイベントだ。

普段はタモンやイパオ近郊の5Kが多いが今朝はマンギラオで開催された。マンギラオといえばグアム通のゴルファーなら誰しも海越えで有名なマンギラオゴルフクラブを思い浮かべるだろうが、本日のコースはまさにそのゴルフコース。

海を眼下に一望できる美しいクラブハウスを出て、カートウェイを通って海越えで有名な12番ホールを抜けてクラブハウスに戻るという美しいコースだ。

でもちょっと待てよ。「海を眼下に」のクラブハウスを出て「海越え」のコースを通るということは相当の標高差があるということか?そうその通り。その差100m。つまり5kmを走る間に100m下って、そして100mまた昇るというもの。

スタート直後から急な勾配の下り坂。スタート直前まで雨が降っていたこともあり、滑る足元を気にしながら走る。下る。下る。そして下る。軽快に下っていけば行くほど復路の登り坂への不安が募る。下りきって海面に平行して走る。件の12番ホール。ゴルフをするときは海を越えられるかとドキドキワクワクしながら迎えるコースも今日ばかりはこれから迎える地獄を想像しながら超ローテンションで通り過ぎる。

そして登り坂。「エグイ」以外の感想はないので延々と1km続く100m上昇する復路の描写は省略。

そう、往路も復路も楽しいことはひとつもない。待ち受けている地獄に対する恐怖と地獄そのものの苦しみ。
それがランニング。

そんなことをする理由はランナーがバカだからという理由以外考えられない。

そういう結論を出しながら、さきほど東京マラソンへの参加申し込みを済ませた。

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