2010-07-22

いいから聞け。マクロビアレルギーの君にささぐ。 その4



マクロビっていうと、行き過ぎたLove & Peaceマニアか、自意識過剰なSATC女ってイメージ持っている人いませんか?僕はそうでした。

しかし僕はあえて声を大にしていいたい。

中年男こそマクロビすべし!

なぜか?
すべての答えがそこにあるからです。

中年男の肉体的悩みってなんでしょうね。
ハゲ、デブ、加齢臭、ぎっくり腰、精力減退とかじゃないですか。

これほとんどかなり劇的に改善します。

というわけで今回はマクロビの恐るべき効用についてです。データはとか薬事とか面倒くさいこと言わないでください。効用です。効きます!

さて色々書きたいんですけど、油断すると冗長な長文になってしまうことを自覚しているのでまずは箇条書きでいきましょう。

1)クサくなーい。
2)「これが本物のうんちか!!」
3)5kg痩せた!
4)あれ、イボが消えてる!
5)ガチガチの角質がこんなにやわらかく!?
6)爪復活!!
7)オレ、カラダやわらか!!
8)っていうかオレって健康?

1)クサくなーい。

僕は今37歳。グアムに来たのは約5年前。
日本にいたころは魚と野菜中心の生活でした。「その1」には「肉命!!」という風に書きましたが、それは若いころの話。いかんせん酒飲みなもんで旨いアテをつまみながらチビチビ呑るっていうのが最高の晩飯という生活をしていました。しかしグアムにくるとそういうわけにはいきません。まず魚、野菜類が充実していない。小さな島ですべてを輸入しなければいけない上にアメリカ圏なので肉が安くて充実しているということで自然と肉食が増えていきました。日本酒もこちらでは高いので日本と比べると劇安なビールが中心。

そうこうしているうちに体重も増え、体臭もキツくなっていきました。
体重については「そりゃ増えるよな」といような食事をしていたので「気をつけないいけないなあ」くらいに思っていたのですが、体臭についてはちょっとキツかった。いや、体臭自体はちょっとどころかかなりキツかった。「これは一時的なものに違いない」と自分に言い聞かせて必死に走って老廃物とか出して臭いを減らそうとあがいたりしていたのですが、一向に軽減されることはありませんでした。妻に「日本にいた頃はこんなに臭くなかったんだよ」といっても疑心暗鬼の冷ややかな眼差しで見つめられるのに臍をかんだりしていたものです。

それがマクロビ的生活をはじめて程なくジョギングから帰ってきて気づきました。

「あれ、俺クサくなーい」

それまでの汗だくの僕のTシャツは尋常じゃない異臭を放っていました。ジョギングから帰ってうちに入ると3m先にいる鼻のいい妻が気を失いながら廊下に倒れ伏していくこともしばしばでした。その僕が「クサくなーい」。

この感激、自分の匂いの非道さに悶絶したことのある人じゃないとなかなか分かち合えないかも知れません。でも自分がクサくなーいという単純な事実、世界中に叫びたいくらいの嬉しさです。もっとも世界中に叫んでしまうと僕のクサさに気づいていなかった人までにカミングアウトしてしまうことになるのでしませんが。

2)「これが本物のうんちか!!」
キミは本物のうんちをみたことがあるか。
便は健康のバロメーターと言われることも多いですが、マクロビでもやはりそういう考え方をしているようです。
うんちにもいいうんちと悪いうんちがあるようです。その細かい条件についてはにわかうんち博士の妻のブログでもみてもらいたいのですが、とにかくマクロビをはじめて程なくして僕ら夫婦の便通が劇的に改善しました。

僕はいわゆる軟便派。ま、当世風にいうなら「ユルい」感じなわけです。
先述したとおり僕は酒呑み。中島らもさんにしろ、伊集院静さんにせよ、浴びるように呑む人はゆるキャラだということは色々見聞して知っていたので自分が多少ゆるくても「男だし、酒も飲むし」くらいにしか思っていませんでした。
他方妻は女性にありがちのお通じの問題を抱えていました。わりとひどい方だったようで、週に一回程度の頻度でたびたびそのことのもたらす腹痛などに悩んでいました。

軟便と便秘。まったく逆の問題を抱えていたふたりが、まったく同じ食生活をしてふたりとも理想的なうんちに近づいたいのです。普通にびっくりです。
便秘なら食物繊維をたくさんとるべきだとか、軟便なら刺激物を避けるべきとか、それぞれの症状に対して気をつけるべき食事のことは聞いたことはありましたが、まったく逆の症状のふたりがまったく同じ食事をとってともに改善する。びっくりしませんか。

お通じ関連の悩みはなかなか人に相談しづらいかも知れませんが、本人としてはかなり辛いうえに腸内の老廃物が大腸ガンの原因にもなることを考えれば決して笑いごとで済ませられる問題じゃありません。
妻は快便ライフにいたく感激し、それでマクロビ道に邁進することへの吹っ切ったと伝え聞いています。

3)5kg痩せた!
3ヶ月で5kg痩せました。これ本当だし、ひょっとしたら皆さんのもっとも興味のあるところかも知れないけれども、これだけ言っちゃうとちょっと過大広告ということで謝罪広告を出さなければいけなくなるかも知れないので一応ちゃんと説明しておきます。

一言でいえば、「5kg痩せたのは本当だけれども、それなりに運動もしてるよ」ということです。

僕はもともと好きなだけ呑み食いして、それなりに運動して体重をコントロールしていました。ガンガンに呑んで、ガンガンに走るようなイメージです。まあ、というわけでそもそもが中庸を是とするマクロビとは間逆なところにいたのですが、それが4年近く前に結婚してから基本的には体重が赤マル急上昇です(懐かしいですね、この表現)。

独身時代は一人で呑りながら適当に何かちゃちゃっと作ってアテにするという生活だったのが、がっつりと夕飯を食べるようになったからというのもあります。料理本のデフォルトの「4人前」を妻が「残れば明日も食べればいいし」と思っていることを無視して完食してしまっていたというのもあるかも知れません。そして肉食が圧倒的に増えたからというのもありました。

で、結婚したときより体重が5kg、6kgと徐々に増えていくにつれさすがにマズイと思い、食べる量も減らし、魚食もできるだけ増やすようにしていました。走りこみもしました。しかし走りこみをしても昔のように体重が減らない。僕はそれを「年をとって代謝が落ちてしまったんだな」となかばあきらめていました。しかし諦念を抱きながら遠い目をしても体重は増加の一途。気づけば対結婚時比8kg増の76kg超になっていました。

そんなときにマクロビ的食生活を始めたわけです。

それからは体重がイメージどおりに減っていくように変わったのです。昔から「この程度の食生活で、これだけの運動をしたらこれくらい痩せるな」という感覚はありました。しかしここ数年、培ってきたその感覚がぜんぜん機能していなかった。走れど走れどわが体重計の負担楽にならず、といった按配で。それがマクロビ的食生活を始めた途端また自分のイメージどおりに体重を減らせるようになったのです。

ただ先述したとおり、それなりに運動してます。週3-4回がっつり走っているし。そして痩せて気づいたことは当たり前すぎることでもありました。

ひとつは「今までどう考えても食いすぎだったな、オレ」ということ。それから「肉食は太るよなあ」ということです。

食べる米の量は半分から1/3くらいに減りました。でもこれは無理をしたわけではないんです。マクロビでは白米ではなくて玄米を中心に食べるんですけれども、玄米って腹持ちがいいんですよね。だから馴れれば無理なく量も減っていく。それから「肉は太る」ということですけれども、おそらく肉でも野菜でも摂取したカロリー分しか太らないのではないかとは思います。ただね、肉は食べ過ぎちゃうんですよ。トウモロコシとかきんぴらごぼうとか湯豆腐をカロリーオーバーになるまでついつい食べ過ぎちゃうってことはあまりないと思うんですよね。でも肉料理だとついつい大皿に盛られているチンジャオロースをもう少し食べちゃおうかな、とか唐揚げもうひとつたべちゃえってことが生じやすくなる。しかも大体味付けが濃かったり脂っぽかったりするからお米や副菜が進んじゃう。そりゃ太りますわ。

ただね、僕は別に痩せるからマクロビ食はいいっていう気はあまりないです。そりゃ肥満は万病のもとかも知れないから痩せた方がいいとは思う。でも別に肉食をしていても、偏食をしていても痩せること自体は可能でしょう。ただ「健康的に」ってことが大事だと思うんですよ。そしてマクロビ食はとても「健康的」なんです。その「健康的」な食生活は結果的にとても痩せる確率が高い、といのが僕の実感ですかね。

あっ、最後に蛇足ですが酒に関しては全然節制してませんよ。今までどおり週一回の休肝日だけを設けて普通に十分に飲んでます。ああ、こういう風に堂々と書くと妻がまた「そんなエラそうに書くことじゃないでしょ!」って怒るんだろうなあ。
(つづく)

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