2010-07-21

いいから聞け。マクロビアレルギーの君にささぐ。 その3



マクロビ的な食生活なんて自分にできるわけはないと思っていました。おいしいもの食べたいし。
でも今のところ3ヶ月くらい続いちゃっているわけです。

理由はふたつ。
ひとつは「美味しいから」これが何よりです。
楽しくないもの、辛いものは続きません。
でも美味しかったらやっぱり無理なく続くわけで、ましてカラダにポジティブな変化をいっぱい感じられたら、これは楽しくないわけがありません。

カラダの変化は劇的で感動的でさえあるのですが、その詳細は次回以降のポストに譲るとして、ここでは「美味しさ」にフォーカスです。

マクロビも別に禁欲的な宗教上の理由で始まったわけじゃありません。ただカラダにとっていいものを食べた方がいいに決まってるという当たり前の理由から始まったのだと思います。
だから前回書いたような陰陽のバランスが取れいてる限りにおいては美味しいものを食べたい!と思ったのでしょうね。

それゆえかかなり貪欲に色々な研究がなされています。素材、調理方法のバリエーションが豊富なんです。
その結果、さまざまな味や食感が楽しめるんですよ。本当に。
グルテンで肉の食感を代用させたり、テンペと呼ばれる豆でできたものを肉の調理法で食べたり。だから食事も美味しい。全然禁欲的な感じはありません。

ただ正直いうと、僕自身は「代用」って考え方はあまり好きじゃありません。確かにテンペも美味しいけれども「お肉を食べているみたいでしょ?」とたずねられたら「それはちょっとムリあるんじゃないの」と答えざるを得ないです、そりゃ。
お菓子でもチョコレートの代用品といわれる食材があったり、コーヒーの代替品の飲み物があったりするのですが、それをチョコレートだと思って食べるとやっぱり「ちがう」となってしまいます。
でもそれをそういう先入観を持たないでただのクッキーだと思って食べると美味しいんですよ。

僕は酒飲みなのですが、もし酒飲みに何の前情報も与えずにマクロビレシピで構成したアテを出しても「今日の晩酌メニューは最高だね」と言われ、それがマクロビメニューであることさえ気づかれないってことも十分ありえます。

まあ要はマクロビってきちんと作ればかなり満足度の高いおいしい料理になるということです。

さてマクロビが意外と無理なく続くもうひとつの理由はマクロビ的な食生活を続けていると、次第にアンチマクロビ的なものを欲しなくなってくるということなんです。

その1」でも書きましたが、僕は妻がマクロビを始めたいといい始めたとき、野菜は彼女の作ってくれるものを食べて魚は別に自分で焼けばいいやと思っていました。そして事実しばらくそうしていました。そうしないと明らかに物足りなかったですし。でもマクロビ的食生活になれてくると徐々に肉や魚をそこまで欲しなくなってくるんです、不思議なことに。そしてあえて別途魚を焼かなくてもいいやって気になってくるんです。

もっと面白いのが砂糖。
マクロビでは基本的には精製した食品は極力とりません。精製しちゃうと大切な栄養分が除かれて、ほとんど糖質と脂質しか残らないからというのがその理由です。そういうわけで我が家では甘味料には甜菜糖やメープルシロップを使っていると思うのですが、そうしているうちに普通の精製糖の味がちょっと苦手になってくるんですよ。
なんていうんでしょう。たとえば人口着色料のすぎる食材を食べるとイヤあな感じしますよね?それに似た感じがただの精製白糖が多く入りすぎるものを摂るとしてくるんです。

具体的にいうとあるときカフェでフラッペを頼んだとき、あまりものキツい甘さに耐えられなくなったことがあります。それは決して甘すぎるってわけでもないんですよね。なんていうかツーンとした甘さというか。ちょうどたとえて言うのなら天然の粗塩はマイルドなのに対して、「食卓塩」と呼ばれるような精製塩は塩化ナトリウムの塊みたいな味がしてツーンとしているように感じられるというのと同じような感じですね。

つまりマクロビ的なものを食べ続けていくとマクロビ的なもの以外あまり欲しなくなるということなんです。

美味しい上に、ちょっと続けるとマクロビ的なもの以外はあまり欲しなくなる。
こりゃムリなく続けることができそうですな。

というわけで次回はお待ちかね、「恐るべし、マクロビの威力!」篇です。
(つづく)

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